【シノアリス】ギルドイベント『ギルドボックスガチャ~忘却ノ物語~』とは?〈初心者向け〉
今回は始めたばかりの初心者のために、この記事執筆中に開催されているギルドイベント『ギルドボックスガチャ~忘却ノ物語~』について解説していこうと思う。
- 1.ギルドイベント『ギルドボックスガチャ~忘却ノ物語~』とは?
- 2.ギルドボックスガチャとは?
- 3.キャラクターズの血の入手方法
- 4.目玉商品『SS武器』について
- 5.現在のボックスガチャに封入されているSS武器の一覧と考察
- 6.メダル交換可能な過去のSS武器
1.ギルドイベント『ギルドボックスガチャ~忘却ノ物語~』とは?
ギルドイベント『ギルドボックスガチャ~忘却ノ物語~』とは大抵月1回開催されるギルドイベントのことであり、このイベント開催期間中にログインやコロシアムへの参加をすることで手に入るイベント限定アイテム「キャラクターズの血」を集め、集めたちを使いギルド専用のボックスガチャ(以下ギルドボックスガチャ)を回して各種アイテムや限定武器を手に入れるというイベントである。
2.ギルドボックスガチャとは?
ギルドボックスガチャは、イベント開催期間中にコロシアム参加などによって手に入る『キャラクターズの血』を消費することで回すことのできる特殊なボックスガチャである。
初期から規定数の商品(アイテム等)を封入しており、キャラクターズの血を5つ消費し回すことでその中からランダムに一つずつ抽選して当たったアイテムが手に入るというシステムだ。
このボックスガチャの中身はギルドメンバーで『共有』しており、商品をほかのギルドメンバーが引き当てて獲得すると、その分ギルドボックス内の引き当てた商品の封入数が減る。
商品の封入数は商品ごとに異なり、ギルドボックスにあとどのくらい商品が残っているかはギルドボックスガチャの画面の商品一覧から確認できる。
またギルドボックスガチャの引いた回数によって石やチャームメダルなどの報酬が手に入るため、たくさん引くためにもしっかりとログインやコロシアムへの参加をするとよいだろう。
3.キャラクターズの血の入手方法
キャラクターズの血はログインボーナスとコロシアムでの勝利や参加報酬などで手に入る。具体的には以下の数手に入るようになっている。
●ログインボーナス
・期間中毎日ログインで合計35個
●コロシアムでの勝利/敗北報酬
・1戦につき勝利で10個
・1戦につき敗北で6個
●コロシアムでの参加人数ボーナス
・13~15人参加で20個
・10~12人参加で14個
・7~9人参加で10個
・4~6人参加で6個
・1~3人参加で2個
●コロシアムでの参加報酬
・1戦につき参加で5個(実際にコロシアムへ参加した人にのみ配布)
このように獲得枚数が設定されており、毎日ログインして尚且つコロシアムでは15人全員が参加し勝利することでボックスのすべてのアイテムが取りきれる量のキャラクターズの血が、ギルド全体でたまることになる。
要するに毎日15人参加して全勝すればギルド全員でボックスの中身を引ききることが出来るというわけだ。
4.目玉商品『SS武器』について
ギルドボックスガチャには毎回5種類のSS武器が各3個ずつ封入されている。ステータスなどは低めに設定されているが、それでもSS武器には変わりはなく、ものによっては十分実用性のある武器となっている。
このSS武器達をギルドボックスガチャから獲得した際には「受け取る」or「返却する」を選択できるようになっている。
「受け取る」を選べばそのままそのSS武器を受け取れるが、「返却する」を選ぶことで、ギルドボックスに引き当てたSS武器を戻す代わりに魔晶石30個を獲得することが出来る。ギルドによっては例えば前衛武器は前衛の人が、後衛武器は後衛の人がもらうというようなローカルルール、ギルド内の決まり事がある場合もあり、そういった場合はそこのギルドになじみたい、荒波を立てたくないのであればそこのルールに従ってガチャを引くほうが良いだろう。郷に入っては郷に従えだ。もしギルドに所属したばかりならばギルドボックスガチャについてルールがあるか確認しておいたほうが無難だろう。
ただしこの「返却する」コマンドは一度のギルドボックスガチャイベントのうち2回までしか選択できないため注意。無限に返却しまくって石を大量に手に入れるということは不可能である。
またこの目玉商品である『SS武器』は何度かギルドボックスガチャイベントが行われると新しいものに入れ替わる。その際過去に手に入ったギルドボックスガチャ限定SS武器については、「黒鉄メダル」という専用メダルを使い、メダル交換所で一定枚数と交換することで手に入れることも出来る。この黒鉄メダルはログインボーナスやコロシアムの勝利報酬、ギルドボックスガチャの商品、ギルドボックスガチャ回数報酬などで手に入るようになっている。このメダルは次回以降のギルドボックスガチャの際にも使用できるため、使いたくなる時までとっておくことも出来る。
5.現在のボックスガチャに封入されているSS武器の一覧と考察
この項目では、現在ギルドボックスガチャから排出される限定SS武器について詳細と考察を通常のガチャ武器紹介のように書いていこうと思う。なお名前の横の☆はいつも通り個人的な評価を5段階で表したものだが、ここに書かれている武器のなかで比べるためのものであり、例えばここで☆5ついたものが、通常ガチャでの☆5武器に匹敵するかというとそういうわけでは無いので注意してほしい。
またこれは個人的な感想であるため、ただの1プレイヤーの意見だということを忘れずに参考程度に流し読みしてほしい。
なお、黒鉄メダルで交換可能な過去の限定SS武器については『6.メダル交換可能な過去のSS武器』を参考にしてほしい。
・邪神の剣 ☆☆☆
コスト19ではあるが、ガチャ産武器でいうところのコスト16~17の間程度のステータスになっている。
こういったガチャから排出される以外の武器はコストが高いわりにステータスが低い場合がほとんどであるため、コストが19だからと強いと勘違いしないように注意。
メインのスキルは陽炎の防壁(Ⅲ)であり攻撃しつつ自らの物理防御、魔法防御をあげるというもの。このスキルのように複数の能力値を上げる追加効果をもつスキルは比較的与えるダメージに関しては控えめになっている場合がほとんどである。(まあギルドボックスガチャから出てくる前衛武器はほとんどがそのタイプではあるのだが...)
そのためこの武器のスキルはダメージを与えるという点に関して言えば微妙なものではある。ただし、防御のステータスはコロシアムにおいては比較的落とされやすいため、そこを補うことのできるこのスキルはある意味効果が腐りにくい気もする。
補助スキルは物攻支援(Ⅱ)であり、攻撃時に物理攻撃力を上げてくれるというもの。効果がかみ合っているため悪くはないのではないだろうか。
それと火の刀剣武器は一部の討伐で活躍の機会があるだろう。その際に使うことも出来るためその点は悪くないといえるだろう。
・邪神の鎌 ☆☆☆☆
メインスキルは敵1~2体へ攻撃しつつ自分の魔法攻撃力をあげるというもの。このスキルに関しては効果が噛み合っていることもあり、自分の攻撃力を高めることにつながるため悪くないといえるだろう。
補助スキルに関しても魔力供給(壱)であり、魔力供給(弐)には劣るものの、消費SPを減らしてくれるという悪くない効果を持つ。魔力供給(弐)を持つ長柄武器はあまり多くないため、この魔力供給(壱)で補うことを考えた場合に、これを運用することも出てくるかもしれない。
後々黒鉄メダルで交換できるようになれば最大まで限界突破も可能であるので、そうしてスキルレベルを20まで上げることが出来ればなかなか悪くないものになるのではないだろうか。
そういった可能性を含めて☆4つにしてもらった。
・邪神の杖 ☆☆☆☆
メインのスキル、施シノ福音(参)はまだこれを含めて2つしか実装されていない珍しいスキルである。
これは味方1~3体のHPを大回復するというスキルであり、運が良ければ多くの味方を同時に回復させルことが出来るスキルとなっている。今のところ味方3体回復可能なスキルはこれのほかにもう一つしかないため、貴重なスキルともいえる。
ただし、回復対象が1~3体ということで、あまり回復量が安定しないという点は少しギャンブル性が高いものとなっている。ただし、メインスキルに1~2体大回復をもち、補助スキルが弱い武器をメインセットに装備しているのであればこれはそれと入れ替えることで少し回復量を伸ばすことが出来るかもしれない。
またこれも後々黒鉄メダルで交換できるようになってスキルレベル20まで上げることが出来ればなかなか悪くない性能になると思う。ので☆4つをつけさせてもらう。
・邪神の横笛 ☆☆
メインのスキルは味方2体の魔法防御をアップさせるというもの。
正直このスキルは少し微妙かもしれない。防御バフ楽器には優秀なものが大分増えてきたこともあり、今更魔法防御だけをアップさせるスキルは少々魅力に欠ける。
ただし、相手ギルドが魔法前衛ばかりであった場合などには悪くない活躍をするかもしれない。活躍の機会が限定的になってしまうため、☆2つの評価とさせてもらった。
一応補助スキルが防具補修(Ⅰ)であり、落とされやすい防御力を補うのに悪くはないスキルともいえるだろう。
・邪神の書 ☆☆☆
これも前述の邪神の横笛と同じように相手が魔法前衛を重視しているタイプのギルドであれば活躍の機会があると思われる。相手2体の魔法攻撃力を下げるスキルを持っているため、そのような魔法寄りの相手であればなかなかいい活躍をするかもしれない。
また補助スキルに武器破壊を持っており、これもまた効果が腐りにくいためこの点をみても悪くないといえるだろう。
ただし、先ほども言ったように活躍の機会が限定的になりやすい点を考えた結果個の評価とさせてもらった。
邪神の横笛より少し評価が高いのは、魔法攻撃力を下げる優秀な魔書がどちらかといえば少ないため、対魔法ギルドとして装備編成に入り得る武器だと思ったからである。
以上で現在排出されるSS武器に関する詳細と評価については終了とする。
6.メダル交換可能な過去のSS武器
ここでは過去にギルドボックスガチャから排出されていた、現在は黒鉄メダルで交換することが出来る武器についての詳細と考察をしていこうと思う。
メダル交換に迷った際の参考にして頂ければと思う。
・黒鉄の戦輪 ☆☆☆
メインの水神の威令(参)は敵1体を攻撃しつつその物理及び魔法攻撃力を小ダウンさせるというものになっている。
これはどの相手に使っても一定の効果があるため、悪くないスキルであるともいえるだろう。ただし前述したようにこのように多くの追加効果を持つ武器はそれに伴って与えるダメージも少なくなる傾向があるため、攻撃の威力を重視した場合は少し微妙に感じるだろう。
補助スキルの物攻支援(Ⅱ)は攻撃時に自身の物理攻撃力を上げるというもので効果もかみ合っており、悪くはないスキルといえるだろう。
またこの武器は水属性の刀剣武器であり、多くの討伐イベントで活躍する機会がある武器種ともいえる。その点も含めると持っていて損はない武器であるといえるかもしれない。
全体を踏まえて☆3つの評価とさせてもらう。
・黒鉄の車輪杖 ☆☆☆
味方1~2体のHPを大回復されるというスキルを持つ。まあこの点だけ言えば悪くはないが、補助スキルの刀刃展開(Ⅰ)は味方が物理多めのギルドであれば効果は悪くないが、そうでないのであればどこに効果が飛ぶかもわからないため少々微妙なスキルともいえるだろう。
味方1~2体大回復させるスキルは回復量自体はなかなか良いスキルではあるため、メダル交換などによって限界突破をしてスキルレベルが20まで上げられればなかなか良い活躍をしてくれるかもしれない。
ただこの武器はステータスは16コスト武器と同等レベルであるため防御力を重視するヒーラーは注意。
・黒鉄の棘銃 ☆☆☆
炎魔の威令(参)は攻撃しつつ相手の物理及び魔法攻撃力をさげてくれるものであり、前述の黒鉄の戦輪と同じで効果が腐ることが無い点は悪くないといえるだろう。
また補助スキルは魔力供給(壱)であり、魔力供給(弐)には劣るものの消費SPを抑えてくれる優秀なスキルであり、また射出武器には魔力供給(弐)はそこそこ存在するのだが、特化武器などで手に入りにくいものも多いため、この武器が活躍する機会もあるかもしれない。また射出武器の魔力供給(壱)自体も少なくこの武器含め2つしかないため、もし魔力供給のスキルが欲しい場合はこの武器が選択肢に入ることも十分考えられるかもしれない。
メインスキルは追加効果が腐らない代わりに威力が低いという点を考慮した結果☆3つとさせてもらう。ただしこれもメダル交換が可能なので限界突破を最大まですればなかなか悪くない武器になるのではないだろうか。
またこれは火属性の射出武器であるため、討伐などでの活躍の機会も多めである。そこを考慮すれば持っていて損はないといえるだろう。
・黒鉄の横笛 ☆☆☆☆☆
この楽器のメインスキルである聖騎士の福音歌(Ⅲ)は現在最強クラスの防御バフスキルである。
味方1~2体の物理及び魔法防御力を大アップしてくれるものであり、防御バフ系スキルの中ではかなり強いものとなっている。
また補助スキルも防具補修(Ⅰ)であり、落とされやすい防御力を補う意味で効果が腐りにくい悪くないスキルである。
防御楽器がすでに十分あるのであれば装備に入るかわからないが、もしあまりないようだったらこれは楽器をメインにしているプレイヤーならば一番のお勧めメダル交換先といえるだろう。メダルをためればいつかは最大まで限界突破もできるため、メインのスキルレベルを20に出来れば防御に関してはかなり心強いものになるだろう。
・黒鉄の全集 ☆☆☆☆
確か武器破壊(Ⅰ)の補助スキルが初めて実装された武器だったと記憶している。
メインのスキルは敵1体の物理及び魔法攻撃力を大ダウンさせるというものであり、どんな場合でも一定の効果を与えてくれるという意味では悪くないスキルといえるだろう。ただし、最近1~2体の物理及び魔法攻撃力を大ダウンさせるというスキルが増えてきてしまった関係で少しこのスキルの優先度は下がるかもしれない。昔はかなり良かったんだけどね。
また武器破壊(Ⅰ)のスキルを持っており、これもなかなか悪くないスキルである。支援時に相手前衛の物理及び魔法攻撃力をダウンしてくれるものであり、だれに効果が当たっても腐ることがなく、またその効果量もなかなか悪くないスキルであった。
最近は上位互換の武器破壊(Ⅱ)をもった武器も増えてきているためこちらも少しスキルの優先度が落ちてしまったが、限界突破をしてスキルレベル20まであげられるのであればなかなかいい活躍をしてくれるのではないだろうか。
・黒鉄の大槌 ☆☆
メインのスキルは攻撃しつつ自分の物理及び魔法防御力を上げるというものである。
前にも書いた通り追加効果が多いとその分ダメージも落ちる傾向にあるので正直あまりよくないかもしれない。
またこれは打撃武器であり、敵1~2体に攻撃する分、刀剣武器や射出武器に比べ1体に与えるダメージが落ちる。つまり余計ダメージが少なく感じることになると思われる。その点は少しバッドポイントといえるだろう。
また補助スキルの魔力供給(壱)は他のところでも触れていたが悪くはないスキルではある。ただし、打撃武器は魔力供給(壱)と(弐)のどちらもそこそこ実装されている数はあるため、もしそれらの武器を持っているのであればこれはあまりいらない武器扱いになるかもしれない。
全体的に見て少し残念な部類の打撃武器である。もちろん初心者で武器が足りないのであれば使ってよいとは思う。
・黒鉄の仕込み杖 ☆☆☆
メインスキルは味方1体のHPを特大回復させるというもの。基本的にコロシアムでは味方が全滅することを防ぐためにも、複数対象に回復できるスキルが優先されるため、その点でいえばこのスキルは少し微妙かもしれない。
ただ補助スキルが回復時に回復量を一定確率で増やしてくれる回復支援(Ⅰ)であるため、そこを考慮するとまあ悪いとも言い切れないところであろうか。
回復支援(Ⅱ)には劣るものの、まだあまり杖がそろっていない初心者であれば十分使える武器だろう。ただしやはり単体回復はいずれ外したくなると思われるため、ずっと使えるような武器ではないだろう。その点は注意。
・黒鉄の弓 ☆☆☆
参ノ型(翠雷)は敵1体に攻撃しつつ、自分の魔法攻撃力と魔法防御力を上げるというスキルになっている。
何度も言うようだがこれのような複数の追加効果を持つスキルはダメージに関しては少し劣る。その点でいえば微妙となるのだが、ここ最近増えてきた魔法攻撃力と魔法防御力を同時に下げる魔書スキルによってさげられてたステータスを盛り返せるという意味では悪くないスキルになりつつあるかもしれない。魔法攻撃力と魔法防御力を上げるスキルをもつ楽器はまだ実装数もすくないため、前衛もこのようなスキルで敵からのデバフに対抗する必要があるかもしれない。
また補助スキルが精神集中(Ⅱ)であり、攻撃時に自分の魔法攻撃力を上げることが出来る。効果的にもかみ合ってるため悪くないスキルといえるだろう。
また風属性の射出武器は討伐イベントで活躍する機会があるためその意味でも悪くない武器だろう。
以上の点からなかなか悪くない武器といえるかもしれない。
ただし黒鉄武器全体に言えることだが、武器のステータス自体はかなり低めなので、その点は注意。
・黒鉄の竪琴 ☆☆☆
メインの魔術師の円舞曲(Ⅳ)は味方1体の魔法攻撃力を特大アップさせるもの。
一応このスキルは片方の攻撃力を上げるだけならばなかなか大きい効果量を持っているため悪くないスキルであるといえるかもしれない。また効果対象が1体だけなので、決まった相手に効果をかけることが出来るため安定してバフが出来るという意味でも悪くないかもしれない。
また補助スキルは魔力供給(壱)であり何度も言うようだが、こちらも悪くないスキルではある。ただし楽器は魔力供給(弐)も(壱)もそれなりの数が実装されているため、過剰になるようだったら装備には入れずらいかもしれない。
また最近は強いスキルも増えてきた関係で、単体片面攻撃力アップのスキルだけが強みのこの武器は今の環境的に重要度が大分下がってしまうかもしれない。
ただもちろんまだ武器がそろっていない楽器使いならば持っていても損はない武器だと思う。
・黒鉄の奇書 ☆☆☆
メインスキルは敵2体の物理防御をダウンさせるというもの。味方の前衛が物理武器を多く持つタイプであるのであればなかなか悪くはないが、そうでないのであれば最近は防御デバフも優秀なものが増えてきている関係で少し魅力に劣るスキルと評価せざるを得ないか。ただし補助スキルに補助支援(壱)をもっており、これは支援スキル使用時に一定確率でその効果量を上げてくれるというものだ。これは補助支援(弐)に比べた場合はやはり劣るが、全体的に支援効果を押し上げてくれるスキルなので悪くはないといえるだろう。
・黒鉄の剣 ☆☆☆☆
参ノ型(禍炎)は敵に攻撃しつつ自分の物理攻撃と物理防御力を上げるスキルを持っている。
さんざん何度も話したが、これもダメージを犠牲に複数の追加効果を持つスキルであるが、現在物理攻撃力と物理防御力を下げる強スキルを持つ魔書が増えている関係でこのスキルでそれらの魔書スキルに対して少しでも抵抗することが出来るかもしれないという意味では今の環境では悪くないスキルなのかもしれない。
補助スキルは魔力供給(壱)であるが、実は刀剣武器は魔力供給がかなり少ない。魔力供給(弐)も魔力供給(壱)もそれぞれ2個ずつしか実装されていないのである。
もし刀剣メインでやっていて、魔力供給が欲しいのであればこの武器を入れることも十分考えられるかもしれない。
そういったスキルの希少性という点から☆4つつけさせてもらった。
またこれも火属性刀剣武器として一部の討伐イベントで活躍する機会があるだろう。その点でも悪くないといえよう。
・黒鉄の杖 ☆☆☆☆
メインのスキルが味方2体を大回復させるというスキルであり、現在の祈祷武器のなかでもかなり回復量に関しては優秀というか最強とされるスキルである。
武器のステータスが低いのはなかなか痛手だが、メインのスキルが素晴らしいのである程度使っていける武器だろう。また補助スキルも魔力供給であり悪くない。
・黒鉄の槍 ☆☆☆
メインスキルは攻撃しつつ自分の物理及び魔法防御力を上げるというもの。
前述の黒鉄の大槌と同じで、敵複数体に攻撃するスキルでさらに威力が低くなるスキルであるため、少し微妙かもしれない。
ただし大槌と違うのは補助スキルが精神集中(Ⅱ)であるということ。
攻撃時に一定確率で自分の魔法攻撃力を上げてくれるため悪くないスキルといえるだろう。
補助スキルが悪くはないということで☆3にさせてもらう。
・黒鉄の提琴 ☆☆
メインのスキルは味方単体の物理攻撃力を特大アップさせるというもの。
前述の黒鉄の竪琴でも話した通り悪くはないがそれだけでは少々今の環境では魅力に欠けるスキルではある。
そして補助スキルに関しても鉄壁展開(Ⅰ)という微妙なものである。これはコマンド実行時(つまりあらゆる行動時)に確率で発動し味方前衛の物理防御力を上げるというものになる。
正直物理防御しか上げられないし、そもそも最近実装されてさえいないような微妙なスキルである。ただし、例えば楽器だけでなくて杖や魔具などもコロシアムに持っていかざるをえないような初心者や、諸事情でヒーラーだけど楽器も装備しなくてはならないという場合にはこの鉄壁展開のようなコマンド実行時に発動するスキルは悪くはないといえるかもしれない。
楽器がそろっていないのであれば使うのもよいが、ある程度そろったらメインからは外れる武器ではあると思われる。
・黒鉄の書 ☆☆☆
メインのスキルは敵1~2体の魔法防御力を大ダウンさせるというもの。最近は物理・魔法防御両方下げるものも多いため少し微妙に感じざるを得ないが、効果量はそこそこ大きいので、味方に魔法前衛が多いのであれば活躍してくれるだろう。
補助スキルは補助支援(壱)であり、補助支援(弐)には劣るものの支援量を底上げできるのでなかなか良いものといえるだろう。
以上でメダル交換可能な過去のSS武器の詳細、評価を終える。